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TECHNOLOGY
技術紹介
What's H2ICE?
⽔素エンジンとは?
従来の内燃機関において、軽油やガソリン等の代わりに水素も燃料として使用するエンジンです。
水素エンジンの難しさは、水素の特徴でも有る速い燃焼速度や高い発熱量などの条件下でも、
安定した運転を実現することにあります。
専焼/混焼、中速/高速エンジンのラインナップがあり、それぞれにメリットもデメリットもあります。
ご要望に応じて最適なソリューションを提供します。
混焼エンジンのメリット
Why Dual Fuel?
なぜ混焼なのか?
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01
継続運転が
求められる場合水素の供給がないエリアや、混焼システム及び水素供給に異常が発生した場合でも、軽油専焼への自動切替で運転が継続できます。
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02
長い運転時間・
航続距離が求められる場合現在の技術では一般的な圧縮水素ガス(〜35MPa)の場合、およそ20kgの水素圧縮ガスを搭載する為に、2.0㎥ものスペースが必要です。つまり、水素専焼や燃料電池では走行距離や稼働時間に大きな制約が生まれます。混焼とすることで水素がなくなった場合でも、継続して軽油での運転が可能です。
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03
導入の
ハードルの低さ温室効果ガスの削減率あたりの導入コストが最も経済的です。このため同一予算で最大の温室効果ガスの削減効果と高い経済性が期待できます。
DUAL FUEL ENGINE
水素混焼エンジンシステム
LINE UP
主な製品ラインナップ
中速エンジンモデル
中速エンジンモデルで開発しました。
水素混焼モデルは熱量換算ベースで水素の混焼率を最大80%まで上げられます。
また、水素専焼モデルも近日発表予定です。
(Anglo Belgium Corp社とCMB.TECH社の共同開発)
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BEH2YDRO 6DZD
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BEH2YDRO 8DZD
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BEH2YDRO 12VDZD
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BEH2YDRO 16VDZD
製品仕様 | 6DZD | 8DZD | 12DZD | 16DZD |
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Cylinders | 6 inline | 8 inline | 12 V | 16 V |
Nominal Engine Speed | Max 1,000rpm | Max 1,000rpm | Max 1,000rpm | Max 1,000rpm |
Power | 1,000 kW | 1,335 kW | 2,000 kW | 2,670 kW |
Power | 1,353 HP | 1,813 HP | 2,706 HP | 3,626 HP |
Swept Volume | 95.7ℓ |
127.6ℓ |
191.5ℓ |
255.2ℓ |
Weight | 10,620 kg | 13,905 kg | 18,000 kg | 21,750 kg |
高速エンジンモデル
主に高速エンジンで開発しました。
ディーゼルエンジンを改良したモデルでは40~60%の水素混焼率を実現しました。
出力帯は400kW-1000kWです。
ガソリンエンジンを改良したモデルでは100%の水素燃焼が可能です。
出力帯は50kW以下です。
製品仕様 | HyPenta D13 |
---|---|
Cylinders | L6 |
rpm | 2,400 rpm |
Power | 850 HP |
Swept vol | 12.78ℓ |
Dry weight | 1.635 kg |
Length | 1,447 mm |
Weight | 1,089 mm |
Height | 1,053 mm |