ジャパンハイドロ株式会社

世界初⽔素エンジン搭載旅客船

Hydro BINGO

クリーンで安全な環境対策として⽔素の有効活⽤が注⽬される中、
⽔素を燃料として活⽤できる次世代の旅客船を開発しました。
『Hydro BINGO』は世界初の⽔素混焼エンジン搭載船の商業運航を予定しており,今後⽇本の国内航路に就航させる予定です。

Hydro BINGO
  • 温暖化ガスの⼤幅な排出削減温暖化ガスの⼤幅な排出削減

    ⽔素混焼制御システムにより⽔素と軽油のベストミックスを実現し、温暖化ガスの排出量の半減を達成しました。

  • ⾼度な安全性と信頼性⾼度な安全性と信頼性

    我が国におけるガス燃料船に求められる安全基準を全て満たしています。混焼システムという特徴を活かし、万が⼀⽔素燃料系統において問題が発⽣した場合にも、通常運航を継続できる信頼性を実現しました。

  • 持続可能な経済性持続可能な経済性

    【内燃機関】と【圧縮⽔素】という既に広く利⽤されている技術を活⽤することにより、持続可能な経済性を実現しました。

Hydro BINGO
Hydro BINGO 本船諸元
■ 主機関
HyPenta D13(441kw/600ps) x 2基2軸
航海速力 / 23ノット
水素・ディーゼルハイブリッドシステム
■ 寸法・重量
全長 / 19.40m
全幅 / 5.40m
エアドラフト / 11.74m
喫水 / 0.75m
総トン数 / 19tons
■ 定員
乗組員 / 2名
旅客 / 80名

Hydrogen
Cartridge
System

水素カートリッジ
システム

Type-3水素ボンベ採用
35MPa圧縮水素約100kg
温度/圧力監視システム
非常時自動大気放出システム
高圧ガス保安法準拠
発電機
発電機
発電機
発電機

陸上発電機

H2ICE Power Pack

欧州において製品化済みの陸上定置式の大出力水素発電パックを、
日本の電機メーカーとの協業により日本においても製品展開します。

■ 寸法・重量
エンジン:BeHydro社製 6DZD(水素、軽油混焼エンジン)
エンジン回転数:60Hz/900min-1、50Hz/750min-1
周波数/エンジン出力:60Hz/900kW、50Hz/750kW
発電機電圧:6600V
用途:定置式 常用・非常用

水素トラック

H2ICE Truck

トラック

水素・軽油デュアルフューエル車を開発しました。
500馬力エンジンを搭載し、軽貨時で80%程度、満載時で65%程度の水素混焼を実現しました。
水素混焼モードで500km、さらに軽油で3,000kmの走行が可能です。
モジュール式設計を採用しているため、既存トラックにもレトロフィットで対応出来ます。

諸元
ホイールベース
3750mm
エンジン
6気筒12.7L 500馬力 2500Nm
トランスミッション
ZF 12TX 2620
タンク
水素 30kg 軽油 750L+600L AdBlue 78L

⽔素エンジン搭載タグボート

Hydro PHOENIX(仮)

Hydro PHOENIX

水素エンジン搭載タグボートを建造予定。
4,500馬力級/水素搭載量400kgを予定しています。

諸元※仕様は暫定
船名
Hydro PHOENIX(仮)
船種
タグボート
船舶所有者
神原汽船株式会社/神原タグマリンサービス株式会社
運航者
神原タグマリンサービス株式会社
造船所
常石造船株式会社
総トン数(計画値)
200トン未満
乗員数
10名
船の寸法(計画値)
L(長さ)=38.0m B(幅)=9.2m D(深さ)=4.2m
速力(計画値)
14.2 knots
主機
メーカー/BEH2YDRO
形式/12DZD
航海中の使用燃料
軽油及び水素